
色々あって凹み気味の日々。落ち込んでいても仕方ないので、レディスデー
映画を見に行った。前から見たかった『K-20』。いや〜、面白かった、もう大好きであるこの映画。あえてあまり予備知識を入れずに見に行ったのが正解。最初から最後まで楽しめた。導入部分の
セットの俯瞰シーンだけで「あ、これ好き!」と思ってしまった。
美術さん、工場フェチですね(笑)。物語の世界観がきっちりできているし、それがちゃんと表現できている。建物や小物の作りこみ、汚し具合も完璧。細部へのこだわりににんまりする(一番反応したのは昔の分電盤、配電用碍子やらヒューズやら、笑)。
ストーリーももちろん面白く「空想科学
小説」と呼ぶにふさわしい。
子供の頃、どきどきしながら読んでいたものを思い出す。タケちゃん、ちょっとふっくらしてあごのラインが消えているのはご愛嬌。ぴったりのキャラで活き活きしている。ジャッキー張りの
アクション、パルクールに挑戦している、すごい〜!(ダブルなのかな?)他の俳優さんたちもいい。
ヒロインは宮崎アニメの健気で元気な女の子キャラを彷彿。仮面は『Vフォー・
ヴェンデッタ』を思い出した。サーカスということで『
ウィンター・ソング』なんかも思い出した。
とにかく楽しくて最初から最後まで心の中で「うきゃうきゃ」喜びながらの鑑賞でありました。あ〜、面白かった、最高っす。ん〜、ちょっとだけ気になったのが台詞。架空の世界とはいえ、ちょっとイントネーションやら言葉遣いにリアル感が無かったような...。まぁ、ひっかかったのはそれくらいでした。も一回見に行きたいぞ!
この映画で描かれた世界が、今現在の日本の状態とシンクロしていて「う〜む」と思うところも多々あった。格差社会、溢れるホームレス。戦後の発展(と思っていたもの)は何だったのか...。まるですべてが意味無く煙のように消えてしまったような気がする。そんなことも考えさせられた映画であった。